YAPC::Kyoto 2023の採択トークが決まったようですね。面白そうなトークが沢山あってすごいですね。
僕のトークも採択されました。やった!!
こういう話をします。
どこでも動くWebフレームワークをつくる
HonoというWebフレームワークをつくっています。Honoは速いです。ただし、それだけではありません。HonoはどんなJavaScriptのランタイムでも動きます。少なくとも、Cloudflare Workers、Deno、Bun、Fastly Compute@Edge、Lagonの6つのランタイムで動きます。本トークではHonoがなぜどこでも動くのか、そのために努力していることを紹介します。
はい。今をときめくWebフレームワーク、Honoの話です。 HonoはWeb Standard APIのみを使っているおかげで、Cloudflare WorkersやDeno、Bunなどの複数のランタイムで同じコードが動きます。最近ではNode.jsのアダプタも安定してきました。 次期バージョンのブランチではCIで6個のランタイムのテストが回ってそれら上での動作を保証することになりました!
つまりどこでも動くのです!! JSランタイムが乱立する昨今でありますが、その全てで動く「Standard for Web Standard」を目指しています。 ということで、この件について話したいと思います。
そして、今回のYAPCではなんと、Honoを一緒に開発していて、内部で使われているRegExpRouterやSmartRouterを作ってる @usualoma さんも参戦!Honoのルーターの話をします。「honoの3+1のルーターと、そこにつながるPRがプロジェクトにもたらしたもの」という題名とのことです。つまり、今回のYAPCはHonoの話が2本あります!!
ちなみに、今まさにルーターのベンチマークをとっているところで、Fastifyで使われているfind-my-way
など名だたるJavaScriptの高速ルーターと比較してもだいぶ速いことが分かりました。Node.jsとBunだと結果が変わるのですが、Bunだと僅差で一番速いです!!
ちなみに、RegExpRouterはPerlと深く関わりがあるとかないとか。
盛り上がってまいりました。 もしかし、YAPCとは関係なくHono Confが開催されるかもしれませんね!
チケットを買ってくれ
それはそうとして、そんなYAPC::Kyoto 2023ですがチケット販売が今月1月の31日までとなっています。
今月中にチケットを買わないと参加ができないのです!今、まさにこの瞬間、すぐに買いましょう!!!!!
買いましたか?買いましたね。それでは会場でお会いいたしましょう!