昨今の状況で配給が少なくなったからか、過去の作品を映画館でやってて、 お、チャンス!って思ってたけど、いつの間にか時は過ぎ、 辛うじて滑り込んで、わざわざ港北ニュータウンのイオンシネマまで行った。 遅ればせながら『天気の子』を観てきた。
正直、正直な感想。 2時間は微妙で、その残りがすごいよくて、 総じて面白かった。
その2時間は「なんで刺さらないんだろう?」って考えながら観てて、 観終わったあともそれをずっと考えてしまっていた。 それは自分でも興味深い現象だった。 以下、気づいたことをを備忘録として書いておきます(最小限にしてるけどネタバレ含みます)。
- 「深海誠作品」は今まで全て観たことがあった。ので「だいたいこんなものか」と想像がついてしまった。
- 劇中で使われているRADWIMPSの5曲を前々からヘビロテで聴いてたから、映画の中で初めて(もしくは数回目で)聴くという体験ができなった。ってかこの失敗『君の名は。』の時もやらかしてた。
- 「新海誠作品」というだけで期待値が異様に高かった。
- 今回のテーマである「1.雨」「2.新宿」「3.年上の女性という設定」という3点が過去の作品『言の葉の庭』と同じである。僕は『言の葉の庭』が大好きで何度も観てたので、その設定に飽きてしまっていたっぽい。
- 詳しくは言及しないけど、「これを描いたらかっこいいいよね!萌えるよね!」ってシチュエーションがいくつか出てくるんだけど、それが「俺でも思ってたぜ」っていうくらい想定内だった。
- 最大の敵が「警察」になってしまっていた。
- 誰とは言わないけど、無理やり有名人を声優起用したせいか、演技がちょっとひっかかった(ってか陽菜が喋ったのを聞いた時、訛ってるように聞こえたの気のせい?)。
こんなもんかな。でも総じて面白かったですよ。