長らく放置していたストレングス・ファインダーを読んだ。というよりやった。 邦題は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』。
自分の強みを知り、それを活かそうってことが冒頭、かなり短く語られていて、 残りはこの本が定義する34個の資質について、それぞれ解説が書かれている。 末巻に付いているアクセスコードを利用すれば、 所要時間30分ほどのオンラインの「ストレングス・ファインダー」テストを受けることができて、 自分が強いとされる上位5つの資質を導き出してくれるという。
ってことでストレングス・ファインダーをやってみた。結果はこんな具合。
- 1.戦略性
- 目的のために適切なパターンと問題点をすぐに予想することができる
- 2.最上志向
- 優れたものをよりよくしようとする
- 3.達成欲
- 多忙で生産的であることに満足感を得る
- 4.着想
- アイデアを考えることが好き。物事の関連性を見出すことができる
- 5.活発性
- 話すだけではなく、いますぐ実行にすることを望む
うーん、確かに。
「なんか得意かも?」って思ってたことが明確になっている。 例えば「1.戦略性」に関して言えば、 自分が(もしくは他人も含め)サービスを作ろうとかイベントをやろうとなったら、 真っ先に段取りを考えていたりする。 「4.着想」については、 面白いなって思うことがあれば、なんでだろうと考え、一旦抽象化してから、 これはアレで言うアレだから面白いのかと腑に落ちることがよくある。 たぶん。
象徴的だったのはこれ。
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「俺最強じゃん」って思わせることがこの本の戦略かもしれなくて、 そんまま鵜呑みにすればいいんだと思う。 加えて、強みを活用するってことは、 逆に言えば弱みはあんまり気にしなくていいってこと。 最近はソーシャル・ネットワークのおかげで「すごい人」の活動が把握できるようになって、 ついついその人達と比べてしまって、その点自分は… となりがちなので、あんま気にしなくていいんだ、というふうになった。
単なる「占い」にとどまらず、 簡単な言葉で言えば、自信を持たせてくれる本だった。