今週末10月5日(土) に開催されるWebSig1日学校というイベントで「講師」をつとめます!14時35分から45分間の「個別授業」という枠です。
WebSig1日学校は「未来」を大テーマに、近視眼的なTIPSやHow Toではなく、本質的な視点で考える、オトナのための1日学校で、2010年から開催し第4回目を迎えます。 「学校」というシチュエーションを活かしたユニークな授業で、インターネット/Webの未来、参加される皆さんの未来に活かせるモノの見方・考え方の発見になればと考えています。
公式サイトより引用。以下イベント概要です。
- WebSig1日学校2013 〜未来のあなたとWebを変える1日〜
- 2013年10月5日(土) 9時30分より受付開始
- デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ
- http://1ds.websig247.jp/2013/
こうした授業っぽい形で先生役を担うのは去年宮城大の特別講師をした以来の2回目です。 ただ今回のイベントは社会人がメインターゲット、場所はデジハリが所有している廃校になった学校施設ということである程度ラフに、かつ、僕が一方的に教えるという形式ではなく 皆さんと一緒に考えましょう って感じのスタンスで進めていこうかと思います。授業の題名は【そのWebサービスは本当に「あたりまえ」 だったのか?】になります。
今回のテーマが「Re-design:あたりまえになったWebを考えなおす」なのでその中でも「 あたりまえ 」という言葉に注目してみたいと思います。あたりまえにあたりまえという単語を日々使っていますが、そもそもあたりまえってなんだ?と考えてみると結構面白いですね。で、特徴的なのは、昔珍しかったり、異端だと一般的に思われていることが今ではあたりまえになっている現象って多々あって、特にWebやITの世界だと変化のスピードが速いのでそれが顕著です。
真っ先に例としてあげているのがiPhoneやスマートフォン端末で
あの カマボコ板 みたいなので電話するの!?ダサくない!?
って以前思っていた事を今ではあたりまえに受け止めている自分がいます。さらには手元に収まるデバイスとして、今では電話だけじゃなく、その他アプリケーションの利用頻度がだいぶ高まっています。iPhoneという名前を改めてみると果たしてそれが「 Phone 」で良いのか?という疑問が湧いて来て、Appleが次出す時は「Phoneじゃない iなんちゃら」になるんじゃないか?とか妄想出来て楽しいです。
以上を踏まえ、あたりまえは時間軸と共に変化すると仮定し、WebやITのテクノロジーや文化の過去、現在、未来を一緒に振り返ったり考えれればいいなと、ざっくばらんな講義の準備をしています。簡単に授業のポイントをまとめるとこうでしょう。
- あたりまえになるには、テクノロジーを進歩させる「だけ」では叶えられない?
- ここ最近のSNSでは「What you see is not what I see」である件
- ユビキタスという言葉に代表されるような夢物語と現在の妥協点
- 目指すべきことはある程度物理的でかつ「道具性」のあるプロダクト?
- あたりまえは変わるが変わってほしくないもの
有料イベントでかつ場所が八王子なので障壁が高いかもしれませんが、ご興味あればご参加ください! 僕の思い出話と妄想と現実を具体例にあげつつ楽しい講義を目指します。 チケットが売り切れ気味ではありますが、 まだ残っているので今がチャンス?どうやら制服着ると割引があるらしいので皆さん コスプレ しましょう!
よろしく!