プログラミング言語「Perl」の入門書「Perlについて語ろう」をKindle向け電子書籍として出版し販売を開始しました。
本書は週刊で発行しているメルマガ「 ゆーすけべーラジオ」内の連載を原稿とし、加筆修正したものとなります。文字数はトータルで11万文字ちょい。紙媒体にして100ページ前後というボリュームで、480円という値付けにしてみました。Perl処女脱出から、基本的なデータ構造の解説、様々なCPANモジュールの紹介、Webアプリケーションフレームワークの使い方などを「サクっと」した文章とコードでまとめました。Perl初心者の方を対象に、読み終わった頃にはWebアプリ開発ができている!ところまで持っていくことを目標にした入門書です。以下目次になります。
- はじめに
- Perlとは?
- 初めてのPerl
- 関数とスカラー、配列
- Perlにおけるデータ表現
- データを操作する
- CPANモジュールを使ってみよう
- おっぱいスクリプトを読み解く その1
- おっぱいスクリプトを読み解く その2
- おっぱいスクリプトを読み解く その3
- Twitter Search API を使ってみよう
- まだまだあるぞ、CPANモジュール
- まだまだあるぞ、CPANモジュール その2
- Webアプリを動かす環境
- Mojolicious入門その1
- Mojolicious入門その2
- Mojolicious入門その3
- O/R Mapper でデータベース操作
- O/R Mapper でデータベース操作 その2
- O/R Mapper でデータベース操作 その3
- 自作モジュールをつくる
- 入力値の妥当性をチェックする
- 一歩進んだPerlの環境つくり
- Instagram検索をPerlでつくる
- 運用環境にデプロイする
- ファイル操作のための便利なモジュール
- 実践「セッションについて」
- イマドキのメール送信
- 終わりに
Kindle Paperwhite に最適化していますので、Kindle端末では快適に読めるでしょう。その代わりiOSなどのKindleアプリだと少々プログラミングコードの部分が文字が大きく見えてしまったり、目次が対応してないなど使いにくい点ございます。その点、ご了承いただいて、アップデートを待っていただければと思います。端末での見た目はこのような具合です。
Kindle Paperwhite
iPad mini
今回の出版に当たっての経緯を簡単に紹介。以前からメルマガで連載していたPerl入門記事をまとめてKindle本化したいなーとちょこちょこ手元で電子書籍化してたりしたんですが、おととい、naoyaさんがChef Solo本をKindleで出したのを見て影響され、本腰を入れたという具合です。Kindleダイレクトパブリッシング=KDPの仕組みを知るためにも、まず出してみようという意気込みだったのですが、案の定諸々と意図しないことが起こったり、また、上記した通りiOSのアプリでは表示がKindle端末と違ったりとバッドノウハウ的なことがありますね。原稿の電子書籍化の行程も含めて後ほど記事にしたいと思います。
さて、最後にもう一押し本書のアピールをさせていただきますと、メルマガの連載が元という性質上、一つ一つの「固まり」がそれぞれで完結している形になっていて、始めからちょっとずつ読んでコードを書いていくと自然とPerlに近づけるようになっています。学習の際に「キリ」がつけやすいって感じです。また、モジュールやWebアプリの紹介においては僕が楽しい!と思えるようなコード例を記載しているので、共感してもらえれば学習効率は高いでしょう。
えー、そんなわけでワンコインで読めちゃう「Perlについて語ろう」をぜひともよろしくお願いいたします!