俺が幸せだと思うことはいい友達に巡り会えていることだ。 友達という言葉は便利なので使っているので、 その中には親友、恋人、同僚、先輩、後輩といった言葉で表すに相応しい人もいれば、そうじゃない人もいる。 とにかく、俺はありがたいことに28年間生きてきて、いろんな人と出会えて幸せだ。
だからこそ、そういう人達と話していて「一緒にやりたいね」ということは極力やりたいと思う。 この日記を見ている人は、81忘年会やPerl Casualの会合などが、 俺が先陣を切ってやった分かりやすい事柄だろう。 そういう場面を見ていれば、 俺にはそういう意思もあるしある程度はやってきていると思われているかもしれない。
だけれども、勇気を振り絞っても決断できないことがあった。 岩井俊二によるスワロウテイルの描写に女の子がチョウチョの入れ墨を掘る描写があるが、 ああいう決心のための入れ墨が俺には必要だったのかもしれない。 それが不意、というか、 それこそ俺の貴重な出会いの中で重要なウェイトを締める後輩と先ほど過酷な登山の帰り道で話ていて訪れようとした。 なので、一種の入れ墨のようなものとしてこの文章を書いている。
簡単に言うとより大きな社会的に認められる組織として一緒に大きなことをやりたい。 もちろん俺がリーダーだ。 自分勝手なことだが、最終的な結論はこうなる。
「自分の中は空っぽ」。 俺は自分がリーダーという立ち位置で何かをやる時、そう考えるようにしている。 俺の中は空っぽで、そこに集まっている人達が中身だ。 だから俺の中で自由にやってもらえればいい。 条件は、俺の中という場所に集ってもらいそこから俺が壊れない程度に収まっている必要がある、それだけ。 こう考えると意外とうまくいく。けれど結構これが難しい。
この決断にいたるまでに、そこまで自分を広げられずにいたのだと思う。 いくら俺が何も出来なくて実際本当に空っぽだとしても、 広げる力がないとそこに入ってくださいとも言えない。 それが広がった感覚が今俺にはある。
昨日は朝4時に山小屋で起床をしたので、 もう24時間も起きていることになる。 帰りの運転も全て担当したことも含め、相当疲れているはずなのに頭は冴えている。 この決断から派生する細かいアイデアを含む構想。 そしてそれを一緒にやる友達との会話。具体的にやらなくてはいけない俺の山ほどの計画立案。 お金をどこから手に入れて行くかといった試練。 いろいろな妄想が膨らみ、例えば登山後に訪れるような強力な性欲と言ったものさえも吹っ飛んでいる。
そういう意味で、 本当は「大きな構想」をまとたいところでもあり、今は「決心」だけになるのが若干悔しい。 だが、「根拠の無い確信はある程度時間が解決する」という考えを信じる。 これも「自分の中は空っぽ」と同じく、 自分の経験から産まれた結構イケてる方法論の一つで、割とうまくいく。
脱線した。
「一緒に大きなことをやりたい」。 だから、俺はもっといろいろな人と友達になりたいし、友達ともっと話したいと思う。 一緒にやりたいことについて。
自分はありがたいことに時間の融通が非常にきく。 さらにありがたいことにJR大船駅の近くに居て交通機関が使えるうえに、親が車を使っていない時には運転ができる。 横浜新道の戸塚インターにも近い。 つまり、場所の融通もきく。 人と会うことは時として、難しくもあるが、そう考えると容易だと思う。
最後に捕捉情報と、とある歌詞を引用する。
俺は株式会社ワディットの代表取締であり、株式会社オモロキの取締役でもある。 その二つの組織では不可能なことをやろうとしているからこんなことを考えている。
俺の一番尊敬する人、 オアシスのノエル・ギャラガーの切り抜きが俺の机の最近新調したシートに挟まって、彼の姿がいつでも見れるようになっている。 そんな彼がオアシスから去年の8月28日に脱退した。 ノエルの音楽の方向性が完全にリアムというアイコンのいるバンドでは吸収しきれなかったのが俺には目に見えていた。 Don't look back in anger を始め彼自身が歌う曲は、単にリアムの音域に合わないから彼が歌うのではない。 極端な話、ノエルが本当に歌いたい曲はノエルが歌うと俺は思っている。 実際、Masterplanをノエルが歌ったことに対してリアムが嫉妬しているという情報もあったりする。
そんなノエルがアコースティック・ギターのアレンジで歌うTalk tonightから歌詞を俺の意訳で一部記述する。 上記の理論で言えば、彼が本当に歌いたかった曲であり、もちろん好きな曲の一つだ。 ちなみに「救う」という日本語ではあまり日常使わない動詞が「save」の訳として出てくるが、 彼らのナンバーワンヒットシングル wonderwallにもそれは出てくる。 そういえば、なんとなく「save」という言葉の彼らなりの意味が最近わかってきた気がしている。
Talk tonight
僕は今晩君と話していたい
朝の光が差すまで
君が僕の人生をどういう風に救うのかについて
君のみる夢のすべてはストロベリーレモネード・メード
つまり苺のレモネードで作られている
君は今日僕がそいつを食べたかどうかを確かめるだろう
昔若かった頃遊んだところへ僕を連れていくことでね
僕は決して君を泣すなんて言わない
そう君から離れつつあることに気づいていることを
知りたくはないんだ
だけど僕はまたいつの日か戻ってくるよ
だから僕は今晩君と話していたい
朝の光が差し込むまで
君が僕の人生をどのように救うのかについて
だから僕は君と今晩話していたい
君が僕のこれからを救うことについて
僕は君と話したいんだ
君と僕のこれからについて
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