うちのネットワークには、 RAIDで組んでバックアップも定期的にとっている割と堅牢なファイルサーバがあるんだけど、 そん中に個人的に楽しむための音楽ファイルやikenaiファイルとかを今までぶち込んでた。 ikenaiってのはおっぱいとかおっぱいとかおっぱいとかが入ったディレクトリをそう名づけている。 そのファイルサーバの容量が足りなくなってきたっていうのもあるんだけど、 なんか私用で楽しむためのファイルをちゃんとしたファイルサーバに置くのがなんとなく気持ち悪いので、 物理的にも分けることにした (そのファイルサーバにHDD追加してもいいんだけどね) 。 普通の人なら外付けHDD買えばいいじゃんって話だが、 俺の場合、家中のいろんなPCから覗きたいから共有できるNASという選択肢になった。
NASとは
Network Attached Storage
ネットワークに直接接続する形式のストレージデバイス
NASとは - はてなダイアリーより
で、普通のプリセットされたNASを使ったファイサーバがお気軽でいいんだけど、 それじゃあ普通すぎるので、玄箱Proなるものを購入して、debian化し、それをファイルサーバにして、 個人的なファイルを入れて共有かけることにした(この時点でNASとも言えなくなっているかも)。 なかなかいい感じだよ。今debian化完了して、320GのHDDをマウントさせて、その中にmp3とか入れて、 iTunesから直で読み込んで音楽聴いているところ。fireflyと呼ばれている旧mt-daapdを起動させてiTunesの共有からも覗けるようにしたしね。 ということで、実際どんな感じかを写真とスクリーンショットと共に綴ってみる。
(左)玄箱Proの箱、(右)SATAのHDDを取り付ける
組み立て完成
何もしていない状態でもsambaサーバは立っていてWinから見える
DHCPクライアント内臓していているのでIPを調べる
そのIPにTelnetで接続可能
デフォルトでWebサーバも立っている
大体、デフォルトの状態を堪能したら、いよいよdebian化。 以下のページを参考にすればできる。
debian化しているときのtopコマンド
そしてdebian化成功
SSHでログインするとDebianの文字が
sda4をマウントさせて、残りのHDDも認識。 そこに「ちゃんとしたファイルサーバ」にあったmp3などをコピーする。 クライアントマシンのiTunesの[iTunes Musc]フォルダの場所を設定しなおす。 これでmp3ファイルが玄箱Proにありながら、 うちのネットワークにあるいろんなクライアントから自由にいじれる。
iTunes
5010曲ちゃんと読み込んでるよー、俺の大好きな曲たち
mt-daapdを走らせて、共有からでも見れるようにした
てな感じで昨晩はひとりで玄箱Proで遊んでました。 小さいけれど、ARM400Mhzでdebianが動くなかなかの優れもの。静音、省電力なのもいいね。
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