「なぜビジネスになるのか」という問いがタイトルに入っているが、内容はオープンソースの過去、現状、そして簡単にこれからの指標を示すといった内容の新書。
オープンソースがなぜビジネスになるのか
|
1ページあたりの文字数が少なくてさっくり読めるんだが、そのさっくりすぎが個人的にはもの足りない。 第1章のリチャード・ストールマンやAI研の話は以外はたいてい知っている事柄だったので、「ふーん、そうだよね」と軽く流し気味に読み進める感じ。俺の興味にちょっとひっかかったのは、日本人ハッカーの98%が男性(P.142)ということくらいかな。まぁこれも確かに。ただ、あっさりしているということで、「オープンソース」ってなんだろな、という方にはオススメかも。新書だから安いし。