天然パーマです。

「週末作家入門」の作者、廣川さんのブログからトラックバックをいただきました

以前読んだ「週末作家入門」に関してこの日記で記事を書いたのだが、 その記事に対して、先ほど作者の廣川州伸さん本人が運営するブログからトラックバックをいただいた。

参考:

書評を書いて作者本人の方から直接記事を見てもらい、それに対するリアクションをもらうというのは、 「ウェブ進化論」の時の梅田さん以来2度目。今回、廣川さんからはトラックバックのみで、どれほど俺の記事を読んでいただいたか、 察しがつかないが、作者本人から何かしらのリアクションが来るというのはなんとも嬉しいこと。 まぁ「週末作家入門」とGoogleで検索すると俺の日記がAmazonとBK1という大手オンライン書店の次に出てくるから必然的に見ちゃう、てのも あるかもしれんが。 でも前向きに考えると個人が日記/ブログといった表現メディアを持ち、それを検索する仕組みが充実してきているのは、 廣川さんが提唱する「ものづくり」をする作者とそれを受け取る人とのコミュニケーションを生み出し、 「ものづくり」自体を加速させるのではないかと常々考えている。

俺(達)自身、最近ならば「moo-pong」という新しいテクノロジーを使ったおもちゃみたいな物を作って、 それに対するリアクションがウェブで、見れるのが非常に楽しい(インディーズバンドとかだとこうしてウェブでリアクションを探るのを「インターネットパトロール」って言うらしい)。 この日記でもよく紹介している通り、大手のメディア系サイトから記事を書いていただくのも嬉しいが、 個人の日記/ブログや掲示板で「moo-pong」の話が出てくるとなんとも嬉しい。それに、こうしたフィードバックを通して、 改良すべき点や責任なんてのも感じれてそれが次のステップへのモチベーションになっていく。 このゆーすけべー日記だって、最近個人のブログサイトで評価をいただいて非常に嬉しく思う。

最後に、廣川さんのブログから氏の「週末作家」の定義を引用させていただく。

別の職業を持ちながら、働きながら、たとえば小説を書く、ビジネス書を刊行する、
陶芸作品を作る、絵を描く、書を書く、みんなで週末には演奏を楽しんでいる、
そんな人たちを、私は「週末作家」と呼んでいます。

ということで、毎日何か作っている俺としては週末作家ならぬ「毎日作家」なのだけれども 廣川さんの試みは(失礼ながらウェブ上での展開はちょっと不恰好な印象はあるものの)非常に好感が持てるのよ。 こうした週末作家の「ものづくり」を「ウェブ進化論」の言う革命が少しずつ支えて行くようになるのだろうな。