「へんな会社」のつくり方 で実際にはてなの会社で使っている進行管理システム「あしか」が紹介されてて、「あ、これいいな」って思った。 「あしか」とはシステムと呼んでいいのかってほどのシンプルでいい意味で簡素なもの。単にダンボールを使って4つの区画がある箱を作って、 それぞれ「すぐやる」「そのうちやる」「ペンディング(保留の意味)」「終わった」とラベルを貼る。 そこにさまざまなタスク、業務をコピー用紙で作った「タスクカード」にそれぞれ書き込み、 優先度順に4つの区画に放り込むことによって、タスクを管理するというもの。
最近、個人プレーだけどいろんなタスクというかやりたいことを抱えていて、 今までは全部紙に書き出したりして管理してたんだけど、 さすがにそれでは把握が難しいなと思ってた矢先、「あしか」を発見。 それの付箋バージョンを自作して使ってみた。 付箋にした理由はダンボールだとおき場所が無いのと、付箋だと机の横に作れば閲覧性がいいこと、 それに移動や保存も簡単。以下制作過程。
以前カマスケで出場した
熱海ゆかたまつりのポスターが謎に2枚張ってある
ので手前のを一枚はがしてそこに設置する(左)。ちなみにその下では付箋に書いたメモをはるボードを既に設置済み、これもなかなか便利(右)。
ホームセンターで一番薄いプラバン30cm x 30cmを買って来て画鋲でとめる。ビニールテープを使って4つの区画を作成。
さらにニチバンのマイタックというシールで「すぐやる」「そのうちやる」「ペンディング」「終わった」とラベリング。
これにて完成。
「タスクカード」ならぬ「タスク付箋」として使用する付箋は今回ポスト・イットの75mm x 25mmを選んだ。
さらに色別にタスクのカテゴリーを分ける。今のところ「鎌倉山ラボ」「moo-pong」「奥出研」「others」の4種類(左)。
うんで、付箋をボードに複数枚貼り付けて置くとすぐ剥がして使えるし、置き場にも困らない(右)。
これが実際に使っている様子
使ってみての感想は、「普通に便利、いい」。 何がいいってまず一覧性。ぱっと見て「あ、俺はこんなことがしたいんだな」っていうのがすぐ確認できる。 やりたいことの種類を色別で分けたのもなかなかいい。 次に付箋を使っているからこその特徴、張っては剥がし、というのを繰り返せる点。つまり微妙な位置の調整が可能になる。 これにより、タスク、「やりたいこと」のプライオリティを自分なりに微妙に調整することができてそれがまた面白い。 例えば、同じ「すぐやる」という区画の中に入っている「タスク付箋」でも、 より右下にある「タスク付箋」の方が優先度が高いと決めれば、順位付けが簡単にできて、かつ同時に視覚化される。 課題を挙げるとしたら、付箋のサイズだね。このサイズだと、タスクが増えてくるとボードがすぐ埋まってしまう。 とういわけで50mm x 15mmのポスト・イットを買ってきたので今度はそれで試してみよう。
実は俺、この「あしか付箋バージョン」も含めて、 自分でタイムマネージメントやタスクマネージメントするための「道具」をいろいろ試作しつつ、使っていて、 なかなか使い勝手がいいのもあるので、要望があればそのうち見せますね。 こうやってると、 昔は「こんなことやりたいな」って思っても日常の甘えに流されてそれらは実現されなかったのに、 最近では「いろんなことが」できるようになってきた。うん、なかなか成長してるぞ。