システムの科学 ハーバード・A・サイモン著
読破。今年一冊目。
ノーベル経済学賞を受賞したハーバード・サイモン先生の「人工物」に関する名著。 確か初めて「Artificial(人工物)」って言葉を使ったのがこの本だったような気がする。 エンジニア、デザイナー、広く言えば物を作る人全てにとっての必読書であるとうたわれていて、 難解な文章ながら頑張って付録を除く全てのページを分析読書した。 話題は広範囲にわたり、最初の方こそ盛り上がりに欠けるが、中盤の「デザインの科学:人工物の創造」 という章は興奮する。が、ゆっくり読んでいたので、その部分を読んだのは もう1ヶ月半くらい前のことになり、その興奮の理由をほとんど忘れてしまった。 ま、とにかく読んでおいて損はない本であろう。ただ、読むのには骨が折れる。