浅田真央、安藤美姫と若い選手に注目が集まる女子フィギュアスケート。いよいよ明日あさっての全日本フィギュアスケート選手権でトリノオリンピック代表選手が決まるわけですが、僕は村主章枝(すぐりふみえ)さんを応援しております。
というのも、俺が大学1年生の春に大学の授業の課題で、ドキュメンタリーを作るという授業がありましてー、その時に同じグループの女の子がスケートをやってて村主さんと知り合いで、たまたま彼女を取材することになったわけ。そんでできた作品が、「等身大の輝き~大学生スケーター村主章枝を追って~」という作品なんだけど、それが結構いい出来で我ながら感動ものなんだな。長野オリンピック出場の切符をほぼ手中におさめておきながら、最後の大会で痛恨のジャンプミス、出場の機会を逃す。そういう状況の彼女をほぼ年齢が同じ(俺よりひとつ年上)僕らが取材する。その時、彼女は早稲田の学生で、朝早くに新横浜のスケートリンクで練習をして、そのまま新幹線で大学まで行って授業を受ける、なんてことをしていて、それに密着取材したりしました。今思うと、慶応生がカメラ持って早稲田の教室に入って、女の子を撮影するというはなんとも怪しいシチュエーションですな。そんで、作品の最後は、彼女のスケーティングの様子を4カメで撮影して編集した見事な演技の模様で締めくくった。俺、編集頑張った。
権利の関係で作品を公に見せれないのが残念ですが、とまあこのような事情があり、村主さんを応援しているわけです。彼女は浅田真央や安藤美姫、荒川静香さんと比べれば花が無いと思われがちですが、ものすごくしっかりとした考えを持った立派な方で(といっても、浅田さんや安藤さん達もTVで見た感じしっかりした人達だと思いますよ)、取材を通して彼女の魅力にだんだんと取り付かれていったのです。あれからもう何年もたちますが、まだまだ彼女に惹かれております。明日、あさって、ご健闘を祈ってます。
PS. 実はそのドキュメンタリーを作る授業の先生が、今お世話になっている研究室の教授だったりして。